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「人妻の恋愛日記」 第61回 ☆-----------------------------------------------------★ 悪い奥さんだな。と言うから・・ <日記> 12月5日 午前8時30分電話くる。 「おはよう。寒いよ〜。」 「今日も寒いよね。あの買ったコート着たらいいじゃない?」 「まだ、自宅の方にあるんだよ。今日、取りに帰るよ。う〜寒い、寒い。」 「愛してるて言ってくれないの?」 「愛してる、愛してる。」 「あのズボンのすそは、どうだった?」 「この間はいてみたよ。ちょうど、よかったよ。」 「じゃ、良かった。」 「じゃ仕事行ってくるよ。」 「じゃ行ってらっしゃい。」 午後8時25分、○×駅より電話くる。 「寒いよ。」 「お疲れさま。あっ、そっか、コート取りに帰るから自宅だっけ。」 「週末、自宅のほうにいるかもしれない。」 「じゃ、日曜日の待ち合わせ場所は、○×駅にする?」 「○×でもいいし・・。でも、明日実家帰るかもしれないし。 自宅からだったらスーツ着ていくよ。やっぱり、▲▲で待ち合わせしよう。」 「ハイ、ハイ、わかりました。」 「ハイは、一回でいいんだよ。」 「そうだよね。昔からそういうよね。昼食は食べてくるの?」 「一緒に食べよう。お弁当作ってくる?」 「じゃ、作っていこうかな。」 「いいよ無理しなくて。前日、忘年会で遅いんだろう。」 「うん。」 「じゃこれからご飯食べて、家に着いたら電話するから。」 午後9時過ぎに夫が帰ってきたので、私が午後10時20分頃電話をかける。 「あっ、かけるの忘れていた。」 とあの人は言った。 「いや、こっちも帰ってきているから。(夫が)」 と私が言ったら 「じゃ、今、お風呂に入ってるんだ。悪い奥さんだなあ。」 と言うから 「じゃ切るよ。」 と私は言った。 「えー、日曜日は午後1時でいいな。」 「いいよ。」 何か後言ったので、じゃ会わない?と言ったりしていた。 そんなこんな言っていたら 「あっ、キャッチだ。きっと親だよ、いいよ。ちょっと、待ってて。」 とあの人は言ったけど 「いいよ。切るよ。」 と私。 「心配するなよ。でも、ちょっと気にしてほしいな。全然焼きもちやいて もらえないと寂しいから。」 なんて勝手なこと言ってた。 「いいよ。気にしないよ。じゃーね。」 と言って電話を切った。 もう絶対、夜なんてかけないからね。 12月6日 午前9時頃、たたき起こそうと思って電話する。 「○○くーんおきたぁ?起きてたの?」 といつもより可愛い声で、呼んだことのない呼び方で起こしてみた。 「起きたばかり。」 「じゃ、仕事行くから、私。」 「あれ、今日仕事?」 「そうだよ。」 「何の仕事?」 「何の仕事て、仕事だよ。」 「なんだっけ?」 「何の仕事でしょう。」 なんて会話。 私を誰か別の人と間違ってんじゃないのかしら。 「今日忘年会、あまり騒がないようにね。」 とあの人は言った。 「あなたじゃないから。」 「俺だって大人しいよ。なんか今日はやけに明るいね。」 「仕事する時は、明るくしなくちゃ。じゃ、行ってくるから。」 と言うと 「愛してるよ。」 とあの人は言ってきた。 私は、えっーと言いつつも 「愛してるよ。」 とまたも返答してしまった。 <第62回:これから、このまま付き合ってくの? 俺がひとりで住むようになったらどうする?> |




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