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「人妻の恋愛日記」 第60回 ☆-----------------------------------------------------★ なるようになれと思っているんでしょ? <日記> 12月4日 午前8時30分、電話くる。 「おはよう。」 「おはよう。うー、寒いよ。」 「今日は寒いよね。」 「じゃ来ない?どうするの?」 とあの人は訊く。 「どうしようか。どうする?」 と私。 「どうする?お互いに意地張るのはよそうよ。来るでしょ。」 とあの人は言った。 「行くよ。12時10分ね。じゃ、会社気をつけて行ってらっしゃい。」 ○×▲で会う。いつものあの笑顔。 「随分厚着してるじゃない?」 「そんなことないよ。」 と私。 今日はあの人の話を聞こうと思っていたのに、色々質問されて私のほうの話 ばかりしていた。 「この間の夜、またご主人と話たって、何話たの?」 「また、話をむしかえして、何で怒らないのかって。」 「そしたら?」 「一時の感情で怒ってしまって、一番大事なものを失いたくないって・・。」 「すごいな大人だよな。俺て、ご主人に太刀打ちできないな。」 「それから俺(夫)がこうやって怒らないで大人しいのとワッとすぐ反応して 怒るのは同じ欠点だと言えるんだよ。おまえ(私)は、すぐ反応する感情の 起伏の激しい人と一緒にいたら、今度は大人しい人がいいと思うんだろうしと 言われた。確かに私はそうだろうと思う。私の我侭かもしれない。」 と私は言った。 「そうかぁ。俺(あの人)は感情の起伏が激しいのか・・。」 私、無言。 「恋愛と結婚は違うと言われたよ。」 と私。 「だけどご主人は、どうしてこういう事態になるまでほっぽっといたんだ?」 「俺にも責任はあると言っていたよ。結婚して、すぐに病院に行くべきだった よなと言っていたよ。」 と私が言うと 「そうだな。そしたら、まるっきり人生変わっていたかもしれないね。 俺とも出会わなかっただろうし。」 「そうだね。私の人生は、全てアレから始まっているのかしら。」 「この間、実家帰った時に母親に何か隠しているよね。言わなくっちゃ相談 にも乗れないし、解決できないでしょ。て言われたよ。」 と私が言うと 「でも、こればっかり(不倫)は言っても協力してもらえないだろうしなあ」 とあの人は言った。 「私、どっか消えてしまいたいな。誰も知らない所に行ってしまいたい。 もう死んでしまってもいいんだけど。思い残すことも無いし・・。」 と言ったら 「俺がいるでしょ。」 とあの人は自分を指さした。 私は何も返答しなかった。 「で、どうするの?」 とあの人は訊いてくる。私が黙っていると 「なるようになれと思っているんでしょ?」 と言ってきた。 「そんなことないよ。」 と私は言った気がする。 この後、話が何にどう変わったかよく覚えていない。 「親に捕まっちゃってさ、実家に帰ってんだけど、どんなに遅くなっても 起きて待ってんだよな。参っちゃうよ。でも鍵渡されてないから、起きてい てもらわないと困るけど。何でだか知らないけど、鍵渡してくれないんだ」 とあの人は言った。 「私の母も弟のこと遅くまで待っていて、ご飯作ったりしているよ。 もう30歳過ぎてんだからほっぽっといたらと言ってるんだけどね。 母親て男の子は、可愛いんだね。いつまでたっても・・・。」 と言ったら 「跡取だからじゃないの」 とあの人は言った。 あの人は、今年の一月頃に転職を真剣に考えていたことを話だした。 「前の彼女(一月まで2年間不倫していた相手)と一緒になるつもりで たくさん稼ぎたかったから、○○生命に転職しないかという話があったんだ」 もうこの頃から、奥さんとは離婚するつもりでいたんだなと私は思った。 「○○生命だったら、夫も誘われていたよ。でも、結局やめたけど。」 「転職するなら全然違う業界にしたいな。」 とあの人は言った。 「でも、それって大変じゃないの?・・」 「今日は夜電話するよ。」 「土曜日は忘年会だから、日曜日お弁当作っていけないよ。」 と私が言ったら 「いいよ、別に。お昼おごってくれれば。 じゃあ、土曜日は3時か4時頃電話しようか。」 と言っていた。 「日曜日は、実家から出てくるから○○あたりに12時くらい、 いや1時くらいにしよう。あんまり早く出てくると怪しまれるから。」 「えっ、実家から出てこられるの?」 と言ったら 「出なくっちゃ、しょうがないでしょ。」 とか言っていた。 別れ際に 「愛してるよ。信じていろよ。」 と私に近づき言った。私もまた思わず愛してるよと言ってしまった。 21日は、どこか予約しようかとまた言ってきた。 22日はクリスマスケーキを取りに××まで来てほしいと言っていた。 午後8時15分、電話がかかってくる。 「今仕事終わったところだよ。」 「お疲れ様でした。」 「8時すぎると、さすがに疲れるよ。」 「そうだね。年だしね・・。」 「それはお互い様でしょ。」 だって。 「日曜日、▲▲▲に待ち合わせしない?」 と言ったら 「えっ、なんで?」 「その方が実家から出てくるの近いと思ったから。」 と私が言うと 「いや、本当は○×がいちばん近いよ。7分だもの。 だけど、会社の人とかに会うとまずいから。○○に1時くらいかな。」 「昼食事にどうするの?て訊いたでしょ・・。」 と言うと 「で、どうするの?」 とあの人は、また訊いてきた。 「なるようになれって思っているんでしょて言ったけど、私はそんな風に 思ってないよ。ただ、あの昼の時間じゃ話が中途半端になるから話さなかった だけで、日曜日に会っていろいろ話たいと思って。」 と言ったら 「悪い話?」 と訊いてきたから 「悪い話じゃないけど・・。」 と私は言った。 またM駅に着いたら電話すると言って午後8時55分頃かけてきた。 日曜日の待ち合わせ場所を決めた。 「『○○○な果実』が夜の10時からやるから、その本のことだよ。 この間言っていた本は。ドラマ途中から見てあらすじわからなくて本を 買ったんだ。」 と私が言ったら 「あまり見たいと思わない」 とあの人は言った。 まっ、実家で母親の前であんなドラマ見られないでしょう。 明日の朝、電話するからと言っていた。 【説明】 『また、話をむしかえして』 あの人と私のことを持ち出して 『結婚して、すぐに病院に行くべきだったよなと言っていたよ。』 HPの9月のカレンダーの”だ”をクリックしてみてください。 『私の人生は、全てアレから始まっているのかしら。』 Hが9年間できなかったこと 『前の彼女(一月まで2年間不倫していた相手)』 HPの9月カレンダーの”あ”をクリックしてください。 『21日は、どこか予約しようか』 21日の日曜日に一足早いクリスマスということで、 あの人はどこかお店を予約しようと言ってました。 『「『○○○な果実』が夜の10時からやるから』 当時、放送されていた林○理子氏の不倫のドラマ <第61回:悪い奥さんだな。と言うから・・> |




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