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「人妻の恋愛日記」 第53回 ☆-----------------------------------------------------★ 途中、車の中で、夫にいろいろ訊いた。 奥さんと元に戻って、割りきって時々会えばいいよ・・ <日記> 11月20日 自分の気持ちは、すっかりあの人から遠のいてきている。 確かに一時よりは、ずっと冷めている。 やはり最終的には打算的になって結果を出してしまうのか。 夕べ、実家からの帰宅途中、車の中で夫にいろいろ訊いた。 「私、死んじゃいたいな・・。急に探さないでくださいと書いて いなくなったらどうする? 私がいることによって、周囲の人を傷つけてしまう。 やっぱり、私はいなくなった方がいい・・。」 などと私は言った。 夫は、突然何故そんなことを言っているのか、さっぱりわからない様子だった。 「無言電話と関係あるのか?誰かに追われているみたいだったと言って警察に 探してもらう・・。」 などと言っていた。 「どこに探しに行くの?」 と訊いたら 「友達の家、実家・・」 それからどこに探しに行くのか訊いたが、う〜んと言って浮かばぬようだった。 「仕事はするだろうけど、ぼうっーとすることが多くなるだろうな。」 と夫は言った。 「いなくなって、一週間位で帰ってきたら、どこに行ってたかて訊くの?」 と私が言うと 「そりゃ、訊くだろう。」 「言わなかったら、言いたくないっていったら、そのまま暮らす?」 とか色々不安にさせることを言ってしまった。 そんなわけで、今朝出かけに夫は 「急にどこか行っちゃうなよ。 そんなことで俺の愛情があるかないかなんか試すなよ。そんなことしたって しなくたって、変わらないんだから。」 と言ったので 「それならしたっていいよね。」 と言ったら夫は笑っていた。 私はふたりの男を弄んでいるのだろうか。 今日の昼食会は、仕事でも入ったと言って行くのを止めようかと思っていた矢先 午前8時55分に、会社より電話くる。 「戻っていたのを忘れていた。」 と言ったので 「そうか〜、忘れられちゃったのか〜。」 とわざと言った。あの人は 「また、そういうこと言う・・。」 と言った。思った通りの反応。 実家にいて、何かまた話があったような感じだった。 「今日は予定通りお昼にね。そっちは、どうだった?」 と私に訊いてきた。 「親というのは鋭いよ。敏感だよ。」 と私は言った。 あの人は、夕べ、また沢山お酒を飲んでしまったと話していた。 「からだ壊すよ。」 と言ったら 「死ぬかもな。」 と言うので 「お線香あげに行ってあげるよ。」 と言ったら 「何言ってんだよ。」 と言われた。 しばらく、実家にいれば良かったかもしれない。 話さなければ、忘れてゆけそうだったもの。 実家にいた2日間話さなくて、だいぶ心の中から影が薄れていたのに 先ほどの電話で再び蘇えってきている。 昼に会った。 ほとんど、私の実家での母とのやりとりを話していた。 あの人は、ずっと聞いていた。 時々、私がどう思ったのかと訊いてきたけれど、私は、それに対して 特別深くも考えてなかったので、別にそんな考えてなかったと言った気がする。 「どうなるんだろうね・・。俺は今何もしてあげられないしな。 今の状態で辛いのはわかるけど、あまり考えるなよ。 時期がきたら、考えなくちゃならないけど・・。」 などと言っていた。 「今、俺が連れ出してしまったら、もっと大変なことになってしまう。」 と言うので 「それは大変なことになるよ。」 と私は言った。 「奥さんと元に戻って、割りきって時々会えばいいよ。」 と私が言ったら 「あなたは、そんなことできる人じゃないでしょ。」 と言ったので 「そうすれば、先のことなんて考えなくて済むもの。」 と私が言ったら、あの人は 「結局、そうしたって、辛くなるよ。 それに、俺達夫婦は、もう元には戻れない。」 「もう会わないのが一番いいかもしれない。写真のあなたと共に毎日過ごすよ。」 と言ったら 「じゃ、俺はどうすればいいんだ。そういうことばっかり言うんじゃないよ。 心にもないこと言うんじゃないよ。」 とあの人は言った。 「24日は予定は?」 と言うので 「無いよ」 と言ったら 「あるでしょ。24日はゆっくりしような。何時にしようか?」 とあの人は訊いたが私は何も言わなかった。 昼食を食べ終わり席を立ち 「今日は私が払うよ。色々いただいて食費も助かっているし・・。」 と言ったら、座敷に誰も居なかった為か、あの人は後ろから抱きつき 「愛してるよ。」 と言った。私が聞こえないふりをしていると 「まったく恥ずかしがりやなんだから・・」 と言っていた。 駅での別れ際にも 「愛してるよ。夕方、電話するから。」 と言った。 あの人は、頭がぼうーっとしていると話していた。 夕べから今朝2時頃まで酒を飲んでいて、実家に帰ったのが3時過ぎで あまり寝てないと言っていた。 実家にいると朝食がしっかり摂れて、太ってきてしまいそうだと話していた。 このままずるずると会っていたら、どうなるのだろうか。 でも、やはり、別れが来るのではなかろうか。 私には、そんな予感がする。 今朝は確かに、もう別れようと考えていたのに、また元の心に戻ってきている。 どう考えても幸せになれる筈がない。 苦労するだけだろうに。 午後9時15分、飲み屋から電話。結局、飲みに来てしまっていると言う。 「昨日も飲んでいて、あんなに青い顔していたのに、大丈夫なの?」 「そんなに飲んでないよ。昨日は、おまえが心配かけるから飲んだんだよ。」 と言っていた。 「私、何も心配かけてないよ。」 「じゃ、もう切るから。」 と言うので 「えっ、もう切っちゃうの。」 と言ったら 「明日会社行く時、電話するから。」 と言った。 あぁ〜、私は、結局、あの人から電話がかかってくるのを夕方から待っていて もうかかってこないのかなと思っていたらかかってきて、ほっとしている。 やはり、別れられないのかな・・・。 【説明】 『無言電話と関係あるのか?』 あの人からの電話に夫が出てしまったりすると 無言で切ってましたので、それは気にかかっていたようでした。 『「親というのは鋭いよ。敏感だよ。」』 前号で、私の両親が私の様子の変化に気付いたこと 『私の実家での母とのやりとり』 誰か好きな人ができたのかとか、そうだとしたら狂っていると言われたこと。 倦怠期なのか、少し夫と離れて暮らしてみるかとも。 また、大概の女性は、夫と1度や2度離婚したいと考えたりする。 誰と結婚したって、全てが満足するようなことは無いなど。 その他もっと話したと思いますが、覚えていません。 私は、深くは考えずにただ聞いてました。 『奥さんと元に戻って、割りきって時々会えばいいよ』 夫と離婚してあの人と一緒になることさえ考えなければ、精神的に 楽になるような気がしました。 結論を出せず悩み続けることにより、かなり疲れていたのだと思います。 投げやりになっていたのかもしれません。 『あの人は後ろから抱きつき』 誰も居なかったとはいえ、場所も場所でしたし、スーツ姿のあの人が 抱きついてきた時は驚いて、何も言えませんでした。 第54回:私が(夫に)ばらした話をすると、驚いた様子だった・・ |




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